TATSUの自虐的敗北見聞録

おすすめのものを色々紹介していきます。

NAZARE - 荊海(2019年)

正月休みが明日で終わる人も多いかと思いますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

今回はV系バンドのNAZAREについて語りたいと思います。

 

というのも1/11に渋谷WWWXで解散ライブがあり、それまでに語っておきたいと思ったからです。

 

 

今更なので敢えてバンドの説明はしません。気になった方はオフィシャルサイトhttps://www.nazare-official.com

とvkdbに記載があるのでそちらを参照ください。(説明すると長くなるので割愛させてください)

 

そもそも何故このバンドを聴くようになったのか。それは元々DIMLIMというバンドを始動から追っており、リーダー兼コンポーザーの壱世が脱退し、新たに本バンドを立ち上げた為、チェックしていました。そして最初にMVを発表した幸福論でどハマりしたのがきっかけです。※DIMLIMに関してはまた次回語ります。

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もう皆さんならお分かりでしょう。そうDIR EN GREYのDNAが色濃く刻まれているのです。

パクリとかではなくちゃんと自分たちの音楽に昇華している点で他の量産型バンドと違って尊敬できるのと、若いのにスイープやライトハンド、グロウルやホイッスルボイス等高度なテクニック、アレンジセンスがあるところにも惹かれました。

 

 

このバンドはまだ始動して2年ですが、音源も出していないのに初ワンマンライブの池袋Black Holeはソールド、続いて2回目のワンマン池袋EDGE、3回目のワンマンの高田馬場AREAワンマンもソールドアウト(AREA史上最も男の動員が多かったとのこと)、そしてTSUTAYA O-WESTワンマンはソールドとまでは行かなかったけどパンパンな動員!2年の間に出した曲数も50曲以上とすごく勢いのあるバンドです。

 

 

そんな彼らの音源ですが今回荊海(ジンガイ)というファーストフルアルバム(始動ワンマン会場限定販売)について書きたいと思います。手に入らないレア盤ですが、クロチャやフリマサイトで手に入るのと、サブスクで一部の曲は聴けます。また、自分が虜(DIR EN GREYのファン)ということもあり、まだ聴いたことのない虜さんにも興味を持ってもらいたいなと思い、書かせてもらいます。

 

 

NAZARE - 荊海

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1.JUDAS

この曲はDIR EN GREYでいうところのVINUSHKA。イントロのドラムの裏打ち、転調後のグロウル、曲展開、ボーカル澪の「今が現実だ」の部分は「此処が真実だ」のオマージュですね。ライブだと此処が真実だって良く言ってます笑

 

2.幸福論

この曲からこのバンドが始まりました。静かなイントロからいきなりトップスピードで始まり、サビはメロディアス。アウトロのハイピッチボイスは鳥肌。アドレナリンが出まくる名曲。

 

3.a Vain you

これはDIR EN GREYで言うところのTHE IIIRD EMPIREのような曲。ジャンプして飛び跳ねまくるライブ映えする曲。

 

4.Adolfism.

この曲はアメリカのデスコアバンドAfter The BurialのThe Endless Marchが元ネタ?ライブでは拳ヘドバン、横モッシュが発生します。個人的にめっちゃ好きな曲です。ちなみにAdolfism.IIという曲もあります。(TSUTAYA O-WESTワンマン限定配布PROOF OF EXISTENCE収録)

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5.「茨の海」

SE

 

6.unknown

メランコリックなメロディーに叙情的な歌です。ベースがやたらと動き、目立つ曲。ドラムがかなり難しいフレーズ。個人的にギターソロがかなり好き。

 

7.Blink

個人的にめちゃくちゃ好きな曲。ボーカルの突き抜けるハイトーンボイスは聴いてて気持ちが良い。イントロ、メロ、サビ全てに於いてツボ。ドラム壱世曰く、DIMLIMの初潮みたいな曲を作ったとのこと。

 

8.受難

ザ・V系な曲。ベースのうた作曲。Adolfism.のような曲もやれてこう言ったポップな曲まで幅広くやれるのがこのバンドの強みだと思います。

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9.「麗酷」

SE

 

10.色失

初期の頃のWOD曲。3・2…3・2・1GO!!の合図で一斉にぶつかり合う。途中のバイバイってセリフがDIR EN GREYの京さんにそっくり。男限定でコロナ禍で無くやってくれてたら間違いなく盛り上がってたな。翼(ex-DIMLIM)作曲。ちなみにセッションで翼がベース、ボーカルが澪でこの曲とSAD[ist.]DIR EN GREYのCageをやったこともある。

 

11.another DAY

ホイッスルボイスがキレキレな曲。アウトロの声がDIR EN GREYの残-ZAN-のイントロを彷彿とさせる。ヘドバン曲。

 

12.Believing

グラインドゴアかな?って思わせるイントロからいきなりメロディアスになる爽やかな曲。自分はパワーがもらえる曲で1番好きかも。

ちなみにBAROQUEのナカユビタテルとサビが似ている。

 

13.They Don't Know About Us

この曲の中盤に「目を背けるな」という部分があるが、元ネタはDIR EN GREYのライブDVD TOUR05 It Withers and Withersのdead treeの京さんっぽい。目を背けるとどうなるかは分からない。

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シンフォニックVer.の方が個人的には好き。(シングルINNOCENCEのカップリング収録)

 

14.災禍論

名バラード(鎮魂歌)曲。ピアノの旋律が美しく、ハイピッチが感情を揺さぶる。最近のライブではあまりやらないのでレア曲。

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15.SAD[ist.]

翼作曲。虜としてはCHILD PREYみを感じる曲。ライブの最後にやることが多く、横モッシュが発生する。テンションがクソ上がる曲。

 

16.「終わりの未来」

SEです。ライブ終演後に流れる曲で切ない気持ちになる。

 

まず最初にNAZARE聴くならこの荊海を聴いてほしいです。

 

ちなみにメンバー3/4がディル好きということもあり、壱世バースデーライブではDIR EN GREYの残、羅刹国、JESSICAをやってたりします。ボーカルの澪は京さんと同じアディダス のジャージを着たりしてて愛を感じますね。

 

今後も他のアルバムとか音源をルーツを辿りながら紹介していきたいと思います。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

次回はDIMLIMについて語りたいと思います。

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