NAZARE - 荊海BEYOND (2019年)
NAZAREの解散ライブが6月27日に延期となり、追加ワンマンGt.妖のバースデーライブが3月14日に決まり、NAZAREのホワイトデーが貰えて興奮しているTATSUです。
ということで今回はNAZAREの1stミニアルバム荊海BEYONDを紹介させていただきます!!このアルバムも会場限定で250枚限定となり、現在ではフリマアプリ等で手に入るかどうかの音源となります。
このアルバムはシンフォニック要素が強いアルバムで1stアルバムの荊海とはまた違ったテイストになってます。
荊海BEYOND (2019年4月28日会場限定リリース)
1.軽蔑された愛情と、
ギターがすごく印象的。泣きのギターソロがすばらしい。アウトロが次曲につながるようになっている。
2.Beyond the lost happiness
この曲はシンフォニックデスメタルですね。サビがとにかく美しく一度聴くと頭から離れない。NAZARE結成前のメンバー募集時にすでに原曲があった。
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3.neglect
メタリックなギターリフから始まり、随所にベースの歪みが協調されている。サビではテンポダウンししっかりと歌い上げている。2回目のサビに入るタイミングがすごく難しい曲。サビが大好き。
4.メアリ
イントロはNAZAREには珍しいギターのカッティングから始まる。メロは歌謡曲っぽいメロディだが、Bメロで転調してグロウルになり、サビになると歌謡曲のような美しい歌メロという面白い構成の曲。また、随所に歪んだベースが前面に出てきて良いアクセントになっている。
5.「遺言」
これはDIR EN GREYのライブで京さんが唱えてたINWARD SCREAMをオマージュしているような曲。子供の遊び声がなんとも不気味。
6.寡黙と眠り翻弄
とにかくシンセと重低音のリフとの絡みがかっこいい。2分あたりからDIR EN GREYのMidwifeの中盤(2分10秒あたり)と同じフレーズにしているところが憎い(笑)
7.Break it down
SAD[ist.]と並ぶ打ち込みメインのアゲアゲ曲。EDMやクラブミュージックが好きな人にはハマるかも。前回紹介したARTEMAが好きな人にはお勧め。ちなみにDEXCOREとのツーマンではVo.架神とGt.梦斗とコラボしたり、会場限定でVo.架神Ver.のシングルも有る。また、最新アルバムNEMOPHILAの初回限定盤のディスク2には作曲者のGt.妖のVo.バージョンも収録されている。
8.無慈悲な蒼空
イントロから心が浄化される。1小節ごとにVo.澪が声を変えているのが面白い。またサビ最高にキーが高く、そのあとのギターソロが超絶にエモい。尚、原曲はもっとキーが低かったが、澪の提案で現在のキーに変更になったらしい。ちなみにタイトルの読み方は「むじひなそら」である。
Beyond the lost happinessと無慈悲な蒼空がめちゃくちゃ個人的には好きでたまらないです。始動して1年目で以前紹介したフルアルバム荊海とミニアルバム荊海BEYONDをリリースし、その後シングルもリリースし、約30曲以上を作っているのは驚異的でした。
MIXやマスタリングもDr.でコンポーザーの壱世がすべてやっており、正直このペースは死ぬんじゃないかと心配になるほどでした。
そんな彼らですが、今年発表されているライブは今のところ3月14日の池袋Black Holeのワンマンと6月27日の解散ライブしかないので是非、ライブで世界観を堪能してほしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。