TATSUの自虐的敗北見聞録

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NAZARE - BEFORE COMMON ERA (2021年)

しばらく間が空いてしまいましたが、久しぶりに更新したいと思います。

今回はNAZAREの最初にして最後のベストアルバムBEFORE COMMON ERAについて書きたいと思います。

 

 

NAZARE - BEFORE COMMON ERA (2021年6月27日)

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DISK1
1.「成れの果て」

2.幸福論
3.a Vain you
4.Adolfism.
5.閉鎖的、屈辱の雨
6.寡黙と眠り翻弄
7.トラウマ
8.Beyond the lost happiness
9.PARADOX
10.Believing
11.INSOMNIA
12.最後の唄
13.IDEAL
14.無慈悲な蒼空
15.Adolfism.Ⅲ

DISK2
1.駁-baku-
2.Break it down
3.Adolfism.Ⅱ
4.unknown
5.NEMOPHILA
6.メアリ
7.INNOCENCE
8.ただ、分かっていた
9.They Don't Know About Us(Symphonic Ver.)
10.災禍論
11.受難
12.我、愛された修羅
13.SAD[ist.]
14.「終わりの未来」(Remix)
15.理想の果て

 

このアルバムはNAZAREの解散ライブで会場限定で販売したのち、NAZAREの通販サイトにて通信販売した一般流通では出ていないアルバムになります。全曲Remix&Remasterで音が重くなり、歪みが増していたり、一部再録,リアレンジ楽曲有り

があります。

ちなみに解散ライブはこのベストに収録されている曲+αのセトリでした。

 

 

尚、これまでNAZAREはブログで全曲書いてきたので今回のアルバムで大きく変わった曲をピックアップして書きたいと思います。

 

 

DISK1

1.「成れの果て」

ライブで使用されていたオープニングSE。これは荊海 CODAに収録されていたが、打ち込みの音が大きく荒いミックスになっており、迫力が増している。

 

2.幸福論

荊海と荊海-幸福盤-に収録されているNAZAREの代表曲。すべてはここから始まった。

先述収録と違いこれは再録されている。オープニングのシャウトから分かるとおりVo.澪の歌い方がまったく変わっている。よりライブに近いテイクとなっている。

 

9.PARADOX

1番のサビのギター部分の速弾きソロが前面に出ているミックスになっている。こんな難しいことしてたのかと改めて気づく。

 

15.Adolfism.Ⅲ

今回のベストアルバムに収録された新曲。Adolfismシリーズの最終作。

ナイトメアのジャイアニズムをオマージュしたタイトルだが楽曲はイントロから最高にメタルしている曲。NAZAREにしかできないバカテク曲。そしてAdolfism.のメインメロはしっかり残っている。解散ライブで初披露。

 

DISK2

14.「終わりの未来」(Remix)

ライブ終演後に流れる曲のRemixバージョン。サブスクのみでトラックを複数に分け配信されていたが、今回円盤化。こっちのバージョンのほうが切ない気持ちになって好き。

 

15.理想の果て

このベストアルバムに追加されたもう一つの新曲(最終曲)。歌詞で自身を裏切り者(ユダ)として比喩しており、解散への自責の念が読み取れる。バンド名のNAZAREはキリスト教の言葉でもあり、また、本アルバム(最終作)が13枚目(通し番号がNZR-13)、これまでのバンドロゴもイエスであった。アメリカの独立戦争時の愛国歌でもあるヤンキードゥードゥルのようなメロディもマイナー調でバックで流れていて不穏な雰囲気が醸し出てる。解散ライブで初披露した。

 

本当に解散が惜しいバンドでした。解散ライブはZAIKOでDVDを受注販売する(受付終了)とのことで私は速攻で申し込みました。

 

尚、本アルバムは下記リンクで購入できますので興味がある方は是非。

https://nazare.official.ec/items/47317636

 

また、時間が空いたときに気ままに書きます。ノシ  ←古い