DIMLIM - CHEDOARA
3連休最終日、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
本日はDIMLIMの2018年にリリースした1stコンセプトフルアルバムのCHEDOARA(ケドアラ)について紹介したいと思います。
おそらくDIMLIMをこのアルバムで知った人が大多数と思います。このアルバムは1stプレス盤と2ndプレス盤があり、内容は同じですが、ジャケットが異なります。
【1st プレス盤】2018.08.08発売
【2ndプレス盤】2018.12.23発売
元々は2ndプレス盤のジャケが初回限定盤として発表されていましたが、諸々の都合で変更になりました。
また、以前のブログを読んだ人は気づいたかと思いますが、会場限定配布音源の「僕…」と「私…」のジャケットと非常に似てますね。
尚、本アルバム製作時は5人体制でベースに大志、ドラムに鴻志が加入しました。
左から
Gt.竜弥、Dr.鴻志、Vo.聖、Ba.大志、Gt.烈
実はこのアルバムの発売日が2018年8月8日なのですが、2018年6月3日のワンマン「私…」でほぼ全曲披露してます。ただ、この時披露したバージョンとCDに収録されているバージョンは違います。前日の「僕…」公演ではVARIOUSとTHE SILENT SONGと会場限定音源をやり、2日目の「私…」では未発表のCHEDOARAの曲をほぼすべてやるという演者側からしたら相当しんどいライブだったと思います。下記にセトリ貼っときます。
■1st Anniversary ONEMAN LIVE 僕… at 池袋Black Hole 2018.06.02.セトリ
01.SE
02.Innocent passion
03.THE INVISIBLE
04.limit of reverse
05.メンタルヘルスダンス
06.浄土の花
07.「初潮」
08.Age of lies
09.「」
10.虚妄の歌
11.MASSACRE
12アハレワタ
13.僕…
14.記憶、紺碧の微笑み
15.Destroy a desire
16.THE SILENT SONG
■1st Anniversary ONEMAN LIVE 私… at 池袋Black Hole 2018.06.03.セトリ
SE.EXORDIUM
01.GROTESQUE
02.Malformation
03.「初潮」
04.塵外
SE.狂の理
05.D.Hymnus
06.シガラミ
07.PERSONALIT NONCONFORMIT
08.Mad [K]
09.アハレワタ
10.私…
11.愛憎につき…
12.vanitas
13.MASSACRE
14.THE SILENT SONG
15.Ambitiosus principles
16.MASSACRE
この時点での持ち曲を2日間ですべてやってますね。そしてMASSACREも2回やってます(笑)。サポートだったベースとドラムは曲覚えるの大変だっただろうなぁ…。
さて、前置きが長くなりましたが曲紹介へ移ります。
1..EXORDIUM
SEですね。木琴や不協和音のシンセ。電磁音など暗い海を彷徨ってるような印象を受けます。
2.GROTESQUE
ギターの歪みの旋律が美しく、当時の若手V系の中で群を抜いたセンスをこの曲で感じました。イントロから一気にギターは入るところはライブで毎回鳥肌が立ちました。
グロウルとファルセット、ホイッスルが高次元で最高に狂ってましたね。
3.Malformation
イントロのギターのライトハンドが頭から離れない曲。Bメロの疾走パートの破壊力が凄まじいのと、サビとの静動の切り替えが素晴らしい。
4.…物狂ひ…なりて
会場配布音源「僕…」の兄弟曲。基本のリフやリズムは一緒だが歌メロが大きく異なる。プログレ感満載。初見殺しの曲。最後の締め方がDIR EN FREYの蜷局と一緒。
5.愛憎につき…
LとRで交互になるギターイントロがかっこいい。メロはKORNを彷彿とさせるドンシャリのベース。疾走パートの破壊力。歌詞がなかなか心を抉る。アウトロ部分でホイッスルボイスで歌ってるのが凄すぎる…。
6.狂の理
SE。最後のサイレンのような音から次曲のAmbitiosus principlesにつながるのが鳥肌。
7.Ambitiosus principles
バスドラがdkdkしている曲。サビのメロディーが癖になるのと歌詞の「何かしらねぇがペチャクチャペチャクチャ」の部分がDIR EN GREYのZOMBOIDの歌詞の「君の顔へとドバドバビチャビチャ」を想起させる。歌詞が最高にキレてるのとライブでfuxk yourself!と叫ぶのが楽しい。
8.Mad [K]
ライブでおそらく数回しか演奏してない曲。元メンバー大志作曲。
メタルコアでヘドバン曲。おそらく今後もライブでやらない曲。
9.シガラミ -CHEDOARA MIX-
イントロからの疾走パートがエグイ曲。このアルバムの中で1.2番目には好きな曲。DIMLIMの良さが全部詰まっている楽曲。クライマックス感が強く、本編終わりにライブで演奏することが多い。
10.D.Hymnus
バラードの位置づけ。後半のキーが高くて歌うのが難しい曲。静と動のメリハリが惹きこまれる。
11.vanitas -CHEDOARA MIX-
この曲でDIMLIMを知った人も多いのではないでしょうか。ベースの翼、ドラムでコンポーザーの壱世脱退後、次曲がどうなるかとなった時に披露された曲。
クリーンのギターイントロ、複雑なドラム、めっちゃ動いてるベース。間奏のロングホイッスル、転調していきなり強烈なグロウル。ここで一気に独自の音楽性を築きましたね。MVの聖の見た目がDIR EN GREYのOBSCUREのMVの京さんなのもGOOD。今の体制でもやる曲。
12.「人」と「形」
バラードの位置づけの曲。こんな偏差値の高い曲を作れることに嫉妬。この歳でこんな渋い曲作れるのが凄い。ギターをよく聴くといろんな音色で様々なフレーズを弾いており、ライブでもかなり忙しい曲。ただパワーコード、ライトハンドピロピロやっている曲とは違い、緻密に作られた曲であるのが分かる。
DIMLIMのアルバムでこのアルバムが一番聴いているし、このアルバムのツアーやイベントは行きまくった記憶があります。
3人体制になった後もこのアルバムの曲はやりましたが、正直同期だと物足りないことも有り、MISC.を出した後やるかどうかは分からないです。
次回はこのアルバムの兄弟アルバム、喜怒哀楽とシングル離人について紹介します。
※これでDIMLIMは全曲紹介したことになるかな。
最後まで読んでいただきありがとうございました。